西田幾多郎記念哲学館  思索の道(萩)

  • 2016.09.20 Tuesday
  • 20:20

9月19日

 

偉人めぐり

今回は西田幾多郎の生まれ故郷かほく市にある「石川県西田幾多郎記念哲学館」へ行ってきました。

萩が沢山植えられていることでも知られているのでこの時期を狙っていました。

 

台風の影響からか前日よりずっと雨が降っていましたが、やや小雨になった午後に家を出ました。

道中で老舗チェーン店のうどんやさんで昼食(いなりうどん・・久しぶりに金沢特有のこしがない柔らかな麵で刻んだ薄揚げがのったうどん・・やはり子供の頃より食べ慣れたこのうどんがいいです・・・余談ですが)。

 

着いたころには雨が上がっていました。

駐車場から哲学館までの思索の道というのが萩の花咲く小径となっています。

 

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ちょうど見頃となっていました。

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こぼれ萩

風情があります。

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途中から戻るような方向に道は折れています。

それもまた哲学的な意味がありそうです。

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西田幾多郎ゆかりの京都の哲学の道は有名ですが、今は人が多い観光地。

 

ここはぜんぜん人がいないのでゆっくりと流れる時間の中で思索にふけるにはうってつけの道。

現代版、哲学の道ですね。


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ここでまた道は急に折れて哲学館へと向かいます。

つまり、この道はZ型になっています。

 

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人間、歩くという行動で頭の中が活性化されるのかもしれませんね。

中身のない私の頭ですが、ウォーキング中、ふと仕事のアイデアが浮かぶことがあります。

 

そういえば、大作曲家ベートーヴェンもよく散歩しているというイメージがありますね。

私が比較するのもおこがましいですが・・・

 

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小径を過ぎると目の前に石段の広場(階段庭園)と建物が現れます。

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建築家安藤忠雄さんの設計

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階段庭園から観た景色

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入り口

ここでチケットを購入

半券で金沢の鈴木大拙記念館も1回無料で入れるとのこと。

期間は西田幾多郎の誕生日5月19日〜鈴木大拙の誕生日11月11日まで。

 

第四高等学校以来の生涯にわたる友人である二人にちなんでとのことです。

なんと粋な計らいでしょうか。。。

 

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展示室は撮影禁止なので写真は撮れませんでした。

先月よりいろいろとこういった施設は入館しましたが、ここの展示はとても充実しており、またわかりやすく、自分の感じたところでは一番素晴らしいところに思えました。

西田幾多郎の人となりや人間関係などがビデオでも紹介されており、また身の回りの遺品や実際の原稿、幾多郎を取り巻く人物との書簡など資料も多くありました。

 

レコードに収録された鈴木大拙などとの対談も聴くとことができます。

写真で見ることだけだった偉人たちの実際の音声を聴くことで急に今でも生きている人物のような親近感すら覚えました。

 

西田幾多郎に関する展示だけでなく、ここの魅力はなんといっても建物にあります。

日常ではない異空間を味わえます。

ドームのような吹き抜け。

入り組んだ内部。ミュージアムは上の階までガラス張りの壁沿いに緩やかなスロープであがるようになっています。

また無機質な壁も館内全体に哲学館という雰囲気を醸し出しています。

この建物に入っている間は時が止まっているように感じます。

 

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セミナーホール5階の展望ラウンジ。

あいにくの曇り空でしたが、山並み、街並みを見渡せました。

1609nishida016.jpgせみ

手前は階段庭園

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近くの大型ショッピングセンター「河北イオン」には休日とあって、相変わらず駐車場満杯状態です。

そこの人混みと比べるとここは別天地。

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下に京都より移築した西田幾多郎の書斎があります。

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洋館。

今、見てもおしゃれな建物です。

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一人物の記念館としてはとても大きく、立派な施設です。

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駐車場へまた思索の道を通って戻ります。

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桜の木もあり。

春もまた違った趣がありそうです。

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物思う秋。

萩の中を風情を感じながら歩きます。

 

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来たときと同じ道ですが、哲学館でいろいろ体験したあとの帰り道はまた違った雰囲気に感じます。

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高校生の頃、何故か哲学や宗教というものに興味を持ち、わからないままに西田幾多郎「善の研究」や古本屋で買った哲学の本や

仏教に関する本を読みかじっていました。小説もキリストに関する物、旧約聖書に関する物などが好きだったのを思い出しました。

その後はそういったものから縁遠くなってここまで来たような気がします。

今回、そんな頃に戻ったようなひとときでした。

 

おわり

 

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